ボリビア
ボリビア多民族国 Plurinational State of Bolivia
国旗
国章
国の標語:La unión es la fuerza!
(スペイン語: 統一は力なり)
ボリビア多民族国(ボリビアたみんぞくこく、スペイン語: Estado Plurinacional de Bolivia、ケチュア語族: Buliwiya Mama Llaqta、アイマラ語: Bulibiya Suyu))、通称ボリビアは、南アメリカの共和制国家。国の面積はアメリカ大陸では8番目に、ラテンアメリカでは6番目に、世界的には27番目に大きい国である。日本の約3.3倍の広さである。かつてはより広大な国土面積を有し太平洋沿岸部にも領土があったが、周辺国との戦争に負け続けたために現在は最大時の半分ほどである。北と東をブラジル、南をアルゼンチン、南東をパラグアイ、南西をチリ、北西をペルーに囲まれた内陸国である。南半球にあり、晴れていれば南十字星が見える。憲法上の首都はスクレだが、議会をはじめとした政府主要機関はラパスにある。世界最高高度にある首都である。
かつて「黄金の玉座に座る乞食」と形容されたように、豊かな天然資源を持つにもかかわらず実際には貧しい状態が続いており、現在もラテンアメリカ貧国の一つである。約1万人強の日系ボリビア人がおり、日本人町もある。
旅情報
ウユニ塩湖
南米のボリビア西部にある都市ウユニから車で1時間ほど、アンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地「ウユニ塩湖」。
標高約3,700mと富士山と同じくらいの高さに位置し、南北約100km×東西約250km、面積約11,000km²に広がっています。
見渡す限り真っ白の神秘的な大地が出来た背景として、はるか昔、アンデス山脈が海底から隆起した際に大量の海水が山上に残ったため、この広大な塩湖が形成されたといわれています。塩湖全体の高低差がわずか50cm以内という「世界で最も平らな場所」であるウユニ塩湖では、降った雨が流れることなく大地に薄く膜を張ることで、空を湖面に映し出す「天空の鏡」と呼ばれる神秘的な絶景が現れます。
鏡張りの景色を楽しむ雨季
11月後半~3月頃
「天空の鏡」の絶景はこの季節。
湖面の水の状態、風や雲の有無などの条件をクリアすると鏡のような美しい光景が見られます。
歩いて塩湖の中を観光できる乾季
4月~11月前半頃
表面の水がほとんど干上がり、塩の結晶がむき出しになります。
天候の安定した乾季には、標高3,700mの突き抜けるような青空と、太陽の光を受けてキラキラ輝く塩の大地の絶景を楽しめます。見渡す限り真っ白な地表には格子状の模様が広がり、まるで別の惑星に立っているかのよう。
インカ・ワシ島
無数のサボテンが林立する、ウユニ塩湖の中心に浮かぶ小さな島。インカ時代に塩の貿易の中継地点として栄えました。頂上からの360度の眺望はまさに絶景!
トゥヌバ火山
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ウユニ塩湖の北に位置する標高約5,432mの大きな山。山腹にはミイラが眠る洞窟があり、麓ではリャマやフラミンゴが現れることも。
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塩の精製所
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乾季には天然の塩の精製所が活躍。塩湖には天日干しにされる塩の小山が並びます。
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列車の墓場
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ウユニの町のほど近く、かつて使われていた蒸気機関車と線路の残骸が荒野に放置されている。人気の写真スポット。